この日は今年一番の猛暑日でしたが、20名近くのご参加をいただき、カンパリやオレンジジュースを片手に、音楽はもちろん貴重な秘蔵映像も楽しんでいただきました。
講師は、毎回お馴染みのイタリアン・ポップスのエキスパート、磐佐良雄氏。
磐佐さんは、日本で唯一のイタリア音楽の専門誌『ムジカ・ヴィータ・イタリア』*の編集長であり、約10年にわたり、イタリア音楽の愛好会『ピッコラ・ラディオ・イタリア』を運営していらっしゃいます。日伊協会会報誌『クロナカ』にもイタリアン・ポップスの記事を連載中です。
今回のテーマは、「ラ・ヴィータ(人生)」。イタリアン・ポップスの名曲の中には、歌い手や作り手の強烈な想いが込められているものが多くあります。詩やメロディには、彼らの人間臭い生き様が反映されており、それらをじっくり聞いていくと彼らの人生の変遷を感じることができます。
エロス・ラマゾッティ、アル・バーノ、ミア・マルティーニの3人は、日伊協会の秋期イタリア語講座『イタリアン・ポップスを楽しもう』(10/26~)でも取り上げますので、より深く彼らの人生と作品を理解したい方は、ぜひご検討ください。
セミナー終了後には、知る人ぞ知る神保町のマニアックなCD&DVDショップ『タクト』さんによる販売もあり、多くの方が立ち寄られていました。
磐佐さん、タクトさん、そしてご来場いただいた参加者のみなさん、暑い中ありがとうございました! 今後も継続的に開催していきたいと思いますのでぜひご期待ください。
*『ムジカ・ヴィータ・イタリア』誌は、日伊協会事務局でも受講生・会員向け特別価格で販売しております。