『クロナカ』146号発行

日伊協会会報『クロナカ』2015年夏号(通巻146号)が出来上がりました。
まもなく、会員の皆様にお手元に届くことかと思います。

クロナカ146号表紙今号の特集は、141号、143号に続いて、「イタリア 島めぐり」の第3回です。
今回も取り上げた島は3つ。

イタリア本土よりもアフリカに近く、夏のヴァカンス先として人気の島であったものの、最近では北アフリカからの難民船が次々に漂着することで注目を浴びるようになってしまった「ランペドゥーサ島」。
もともとは岬の突端部だった地域が、水路の掘削によって島のようになった「ターラント旧市街」。
ギリシャ植民市を起源として発達し、2005年に世界遺産に指定されたシラクーザ(シラクーサ)の旧市街として、観光客が増大している「オルティージャ島」。

いずれも、イタリア南部の島となりました。今後、「イタリア 島めぐり」特集は、毎年夏号でお届けする予定でおります。

連載記事も、例によってディープな話題が満載。松浦弘明さんによる「イタリア・ルネサンス絵画史入門」が記念すべき50回を迎えました。

会報『クロナカ』は、日伊協会の会員以外の方にもお分けしております。
当サイトの「会報『Cronaca』一覧」ページの下部にある[お申し込み>>]ボタンをクリックし、表示されたメール入力画面で「クロナカ146号」をご指定ください。

また、事務局に直接電話でお申し込みいただいても結構です。
その際は、「クロナカ146号(2015年夏号)希望」とお伝えください。
tel. 03-3402-1632 (日伊協会事務局)

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【目次】 (表紙を含めて全24ページ、行頭の数字はページ番号です)
特集:イタリア 島めぐり 3
4 「空飛ぶ船」を求めて、南の果てランペドゥーサに 村本幸枝
6 永遠の愛を誓うならここ! ターラント旧市街 池田秀敏
8 アルキメデスを偲んで、オルティージャを歩き愛でる 二村高史
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10 イタリア・ルネサンス絵画史入門<50> 松浦弘明
絵画における迫真性の探求
―カラヴァッジョの初期作―
12 モスカテッロ・リポート 素顔のイタリア <14>
移民の海がイタリアにもたらすもの
アントニオ・モスカテッロ、廣石正和(訳)
14 小さな村の大きな人生<17> 田口和博
何気ない折々の言葉は人生の鏡であるということ
16 イタリアで花開く日本文化<12> 持丸史恵
ミラノ万博の日本館が大人気!
17 BAR SPORT<12> 佐藤徳和
セリエA昇格のカルピとフロジノーネ、小クラブの逆襲
①フロジノーネ・カルチョ編
18 陣内がゆく<7> 陣内秀信
悩まされるヴァッレの訳語
19 Yoshio AntonioのイタリアPOPS小辞典<8> 磐佐良雄
80年代以降を牽引するスーパースター! エロス・ラマゾッティ
20 イタリアのニュースから
22 日伊協会からのお知らせ
第4回 日伊文化交流「初夏のフェスタ2015」ご報告
23 恵贈図書
表紙 シラクーザ旧市街のオルティージャ島 二村高史