『日伊文化研究』第24号


特集「マンゾーニ以降のイタリア文学」

  • 国家統一期におけるイタリア語の問題―マンゾーニとアスコリの論争をめぐって (秋山余思)
  • フランチェスコ・デ・サンクティスの批評および歴史叙述の基本原理 (荒谷次郎)
  • マンゾーニ以降のイタリア児童文学 (安藤美紀夫)
  • マンゾーニ以後のイタリア演劇―エレオノーラ・ドゥーゼの演じたもの (鈴木国男)
  • 『リオラ』の言葉と位置 (安保大有)
  • 『船の神の祭』試論 (田之倉稔)
  • 〝レジステンツァ〟の文学・私論 (古賀弘人)
  • パルチザンの青春―フェノッリオの『個人的な問題』をめぐって (川名公平)
  • 女性が女性を描く歴史小説―A・バンティの『アルテミシア』 (伊田久美子)
  • 見えない女達を求めて―現代シチリア文学におけるマンミズモと母権制 (武谷なおみ)
  • アルベルト・モラヴィアの詩論 (角井俊樹)
  • お雇い外国人エドアルド・キョッソーネについて (ルイジ・ニコ・ヴォッザ)

書評

  • 『イタリア文学史』 文学史の今日的課題 (須賀敦子)

イタリア関係図書刊行目録
・恵贈図書目録
・編集後記

価格(税込み)2,500円