『クロナカ』138号発行

日伊協会会報『クロナカ』2013夏号(通巻138号)が完成しました。
すでに会員の皆様のお手元に届いているかと思います。

今回の特集は、「豊穣なるイタリアンポップスの世界」です。
イタリア音楽というと、オペラやナポリ民謡ばかりが知られていますが、いわゆるポップスの分野においても魅力的な曲がいっぱいです。

130727cronaca138.jpg巻頭記事と続く見開き記事では、1950~60年代に一世を風靡したカンツォーネ(イタリア語では歌はすべてカンツォーネですが)を含めて、カンタウトーレ(シンガー・ソングライター)やロックまで、幅広くイタリアのポップス音楽について概観します。

記事は、イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア』編集人であり、イタリア音楽ファンのコミュニティ『ピッコラ・ラディオ=イタリア』主宰である磐佐良雄さんにまとめていただきました。

イタリアのポップスファン、あるいはこれから知りたいという方には欠かせない保存版です。

続いて、日伊協会イタリア講師のフィオーレ・リエートさんとローマ在住のアントニオ・モスカテッロさんには、現地でリアルタイムで耳にしてきたポップスについて素敵な文章を書いていただきました。

連載記事も、いつも通り『クロナカ』ならではの濃い内容です。

『クロナカ』は、日伊協会の会員以外の方にもお分けしております。
日伊協会のサイトの「出版物のご案内」ページから申込みができます。
また、事務局に直接電話でお申し込みいただいても結構です。その際は、
「クロナカ2013年夏号(138号)希望」とお伝えください。
tel. 03-3402-1632 (日伊協会事務局)
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目次 (表紙を含めて全24ページ、数字はページ番号です)

特集:豊穣なるイタリアンポップスの世界
3 イタリアのポップスの魅力 磐佐良雄
8 イタリアンポップス7つのキーワード 磐佐良雄
10 私の生活を彩るサウンドトラック
 フィオーレ・リエート、廣石正和(訳)
12 モスカテッロ・リポート 素顔のイタリア<6>
 カンタウトーレという名の芸術家たち
 アントニオ・モスカテッロ
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14 イタリア・ルネサンス絵画史入門<43> 松浦弘明
 クラシック様式への回帰
 ―1530年代のティツィアーノ―
16 小さな村の大きな人生<9> 田口和博
 大地を守るのは簡単ではないということ
18 イタリアで花開く日本文化<4> 持丸史恵
 ミラノで開かれた2つの展示会から
19 BAR SPORT<4> 佐藤徳和
 イタリア最強軍団 ベネトン・トレヴィーゾ
 ──ラグビー【クラブ編】
20 イタリアのニュースから
22 恵贈図書
22 イタリアで見つけたあんなもの、こんなもの 長谷川嘉美
 甘くてジンの味がする60%のリキュール
23 日伊協会からのお知らせ
表紙 二村高史 ローマ 
 トッレ・アルジェンティーナ広場前の一期一会