東レのイタリア子会社アルカンターラ社副社長やイタリア日本人商工会議所副会頭を勤められ、帰国後は日伊協会の評議員として当会の発展に永年勤められた小林元氏が、かつてイタリア駐在時代に集められたアンティークのマジョリカ陶器を産地の一つとして有名なイタリア・ファエンツァ市と姉妹都市提携を結んでいる土岐市にコレクション42点を寄贈されました。
今回、土岐市と土岐ファエンツァ姉妹交流事業実行委員会は交流事業の一環として、小林元マジョリカ陶器コレクション展を土岐市役所1階の多目的スペースで開催されることとなり、5月6日(金)にオープニングセレモニーが執り行われました。
オープニングセレモニーでは加藤淳司土岐市長のご挨拶に次いで、小林元氏の長女武藤めぐみ氏が代理出席をし、父のマジョリカ焼きコレクションへの思いを述べられました。加藤市長より感謝状が手渡され、当会事務局長湯浅の来賓挨拶の後、加藤市長、武藤氏、土岐ファエンツァ姉妹交流事業実行委員会会長小島氏と湯浅によるテープカットが行われました。
当日はファエンツァ市長が出入国手続きの関係で来日できず、また小林氏ご本人も体調がすぐれないとのことで欠席されたのは残念ではありましたが、会場にはマジョリカ焼きコレクションが、イタリアの都市別に整理され、陳列されていました。また土岐市とファエンツァ市との姉妹交流事業の歴史がパネルで分かり易く紹介されていました。