昨年開催された連続ワインセミナーに引き続き、今年度より連続文化講座として「イタリアワイン文化講座(ACCVI:Associazione Italo-Giapponese Corso di Cultura sui Vini Italiani)」を開講致します。本講座はワインだけではなく、イタリアが持つ個性あるテリトーリオが生み出す食文化としてワインを考察するものです。 イタリアワイン講座の全5章の構成 今回ご案内するのは第一章 マグナ・グラエキアとワインです。マグナ・グラエキアはなせイタリア半島から始まったのか?古代ギリシャ人がイタリアにもたらし、現代にまで受け継がれるワインとそれをつくる人を通して、テリトーリオを見る・聞く・知る・味わう旅へと考察を深めます。 日 時: 本イタリアワイン文化講座オンラインの特徴 ・イタリアのテリトーリオをバーチャルで体験できます 主催:公益財団法人日伊協会 後援:イタリア大使館 イタリア大使館貿易促進部 | |
ワインから始まるテリトーリオの旅 イタリアでは1 9 8 0年代中頃から、田園の美しさ、農村の豊かさを再評価する時代に入りました。 この国では本来、都市と田園/農村は密接に結びつき、共通のアイデンティティをもつ独自の地域的まとまりを形づくってきました。それを「テリトーリオ」といいます。 土地・水・空などの地理的空間、さらには、政治、経済、社会の圏域をも包み込む包括的な概念です。輝く都市の文化も、その後背地としてのコンタード(周辺農村地域)の豊かさがあってこそ生まれたのです。工業化、市場のグローバル化の中で長らく忘れられていた我がテリトーリオに潜む無限大の可能性に、イタリア人自身が今、気づいたのです。 個性ある各地のテリトーリオが生み出す最大の文化、く郷土料理>とくワイン>に、想像性豊かに新たな光が当てられています。「エノガストロノミーア」(ワイン十食文化)こそ、今のイタリアの精神を最もよく表す言葉です。ワインから始まるテリトーリオの旅を楽しみましよう。<監修> 陣内秀信 日伊協会評議員、法政大学特任教授、東京大学大学院工学博士。ローマ大学名誉博士アマルフィ市より「マジステル(偉大なる文化人)称号授与。イタリア共和国功労勲章。イタリアを中心にイスラーム圏を含む地中海世界、東京の都市研究・調査を行う。主な著書に『東京の空間人類学』(サントリー学芸賞)、『ヴェネツィアー水上の迷宮都市』、『南イタリアへ!-地中海都市と文化の旅』、『イタリアの空間人類学』の他、多数 【受講生限定】特別講義 第1回 講師 陣内秀信先生 ※1.全受講プラン(全6回))で視聴可能です。 | |
<講師プロフィール> 櫻井芙紗子 日伊協会理事、イタリアワイン文化講座ディレクター。法政大学社会学部卒業。選考は環境社会学 | |
申込名 | 時間 | 受講プラン | 参加費 | 備考 | |
WS1-1-k | 20:00~ 21:30 | オンライン受講 のみ(6回) | 会員 | 21,000円 | |
WS1-1-i | 受講生/一般 | 27,000円 |
*1中途解約はお受け致しかねます(欠席回は後日録画視聴可能です)
*2 本講座申込と同時入会で日伊協会年会費6,000円が半額3,000円となります。
対象期間は2021年3月末までの半年間です。4月以降は2021年度会員となり、継続される場合は年間6,000円となります。今回のキャンペーン対象は初回限定の新規入会者であり、継続会員はキャンペーンの対象外です。
(継続会員の方でも一般価格より6,000円もお得な受講料となっております)