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イタリアや日本の東京(江戸)に着眼し、都市史を独自の視点で探求される建築史家で、法政大学名誉教授、当会評議員でもある陣内秀信先生が、本年9月イタリアのアマルフィにおいて、アマルフィ・マジステルという大変名誉ある受賞をされました。 これを記念して、先生の永年研究のテーマである海洋都市とテリトーリオについて、お話しいただきます。 (陣内先生からのご紹介) ヴェネツィア研究からスタートし、イスラーム圏も含む地中海都市を比較研究してきた私にとって、中世起源のもう一つの重要な海洋都市であり、個性豊かな独特の迷宮空間をもつアマルフィは、格好の研究テーマとなりました。 幸いその功績が高く評価され、毎年9月1日に行われるアマルフィ最大の文化行事、「ビザンツ帝国の新年」の本年度の祭典で、この街の文化に貢献した人物に送られる「マジステル」という称号を授与されました。 この機会に、私達のアマルフィ海岸の調査研究の成果とアマルフィと日本の文化交流についてお話したいと思います。 | |
<講師プロフィール> 陣内 秀信 法政大学名誉教授。ローマ大学名誉学士、アマルフィ名誉市民。イタリアを中心に、イスラーム圏を含む地中海世界、東京の都市研究・調査を行う。ヴェネツィアとの比較から江戸・(戦前の)東京が水の都であったことなどを論じたサントリー学芸賞を受賞した『東京の空間人類学』の他、著作多数。芸術・建築関連の雑誌での解説も多い。 | |
申込名 | 開催日 | 時間 | 会場 | 参加費 | 備考 | |
E0202 | 2/2(日) | 12:30~15:00 受付12:00 | 三笠会館 | 会員 | 5,000円 | 終了 |
受講生 一般 | 5,500円 |