日伊協会会報『クロナカ』2015年冬号(通巻144号)が出来上がりました。
ただいま、会員の皆様に発送しています。
今回の特集は、今年5月1日~10月31日に開かれる「ミラノ万博」(2015年ミラノ国際博覧会)を記念して、「EXPO2015 ミラノ再発見」です。
巻頭記事は、長年ミラノでお仕事をしている三澤浩司さんによる、「トラムを使ったスローなミラノ観光」です。
あまり知られていませんが、ミラノはヨーロッパでも有数のトラム(路面電車)網を誇っています。
ところが、ミラノを何度か訪れたことがある人でも、トラム(路面電車)を使いこなしている人はあまりいらっしゃらないと思います。
記事では、4つの系統をとりあげて、トラムの乗り方から沿線の見どころを紹介しています。
地下鉄だけでは行けない素顔のミラノを、トラムでぜひご覧ください。
また、編集部によるミラノ万博の概要紹介もあります。
連載記事も、もちろん、いつものようにディープです。
『クロナカ』は、日伊協会の会員以外の方にもお分けしております。
当サイトの「会報『Cronaca』一覧」ページの[お申し込み>>]ボタンをクリックしてお申込みください。
また、事務局に直接電話でお申し込みいただいても結構です。
その際は、「クロナカ2015年冬号(144号)希望」とお伝えください。
tel. 03-3402-1632 (日伊協会事務局)
—————————————————
【目次】 (表紙を含めて全24ページ、行頭の数字はページ番号です)
特集:EXPO2015 ミラノ再発見
03 トラムを使ったスローなミラノ観光 三澤浩司
08 ミラノ万博開幕迫る! 編集部
10 モスカテッロ・リポート 素顔のイタリア <12>
それでもミラノは万博を救うことになるだろう
アントニオ・モスカテッロ、廣石正和(訳)
–+— –+– –+– –+– –+–
12 イタリア・ルネサンス絵画史入門<48> 松浦弘明
ヴェネツィアにおける後期ルネサンス様式の展開(3)
―聖ロクス信徒会館の装飾―
14 小さな村の大きな人生<15> 田口和博
父親の存在が人生の大きな指針になる、ということ
16 イタリアで花開く日本文化<10> 持丸史恵
膨大な日本美術コレクションを誇る2つの美術館
17 BAR SPORT<10> 佐藤徳和
カルチョ・イタリアーノの心温まる3つのエピソード
18 陣内がゆく<5> 陣内秀信
水不足に悩まされたヴェネツィア
19 Yoshio AntonioのイタリアPOPS小辞典<6> 磐佐良雄
リガブエ、遂に来日公演!
20 イタリアのニュースから
22 日伊協会からのお知らせ
第24回スピーチコンテスト結果報告
23 恵贈図書
表紙 ミラノドゥオーモ広場 二村高史