11月6日(木)『日伊協会主催の旅行&留学セミナー2014秋、「TUTTA MILANO」が開催されました。
来年2015年5月から184日間、ミラノ郊外で開催される『ミラノ国際博覧会』。そんな人々の関心が集まりつつある街、ミラノに関するホットでタイムリーな話題をお届けするセミナーでした。セミナーは一部と二部にわかれ、日本とイタリア両方から見た万博の楽しみ方を伺いました。
第一部ではイタリア個人旅行専門旅行会社(株)ワールドエアサービスの五十嵐さんに日本からのアクセス方法やお勧めのポイントを中心にお話しをしていただきました。万博に向けて建設中の建物や、交通期間、その変貌の様子がバルーンカメラで随時公開されている事、万博を見渡せるホテルでは地上50メートルでのディナー体験ができる、といった面白い情報をたくさんうかがう事が出来ました。ミラノの街中でも高層ビルが次々出来上がっているガリバルディ地区など、以前ミラノにいらした方も再訪しその変貌を驚いてみるのも楽しいのでは、ということをポイントを押さえたわかりやすい解説で説明していただきました。
第二部ではミラノの語学学校レオナルド ダ ヴィンチ校WOLFANGO校長より万博の詳細についてのお話しをいただきました。ミラノ国際博覧会2015年のテーマは『地球に食料を、生命にエネルギーを!』です。その『食』を中心に各国のパビリオンの取り組みの様子や、万博会場にそのテーマがどのように盛り込まれているかを、沢山の画像とともに解説していただきました。
また、ミラノの人々が万博の開催地として、どのような意識をもって訪れる多くの外国人を迎えようとしているか、街中にある運河地域の様子を例に説明していただきました。食材をイメージしたマスコットキャラクター”フーディー”の説明、万博公式イメージビデオも鑑賞し万博を寄り身近に感じる事ができました。加えて、学校としても「食」をテーマにした万博スペシャルプログラムを計画している事も発表されました。
最後にイタリアから持参いただいたワインを、万博の成功や多くの日本の方がミラノに足を運んでくれるよう願いを込めて乾杯し、学校およびミラノのイメージビデオを拝見しながら参加者皆で美味しくいただきました。
来年イタリア滞在をお考えの方、万博というまたとない機会に、ミラノに足をお運びいただくのはいかがでしょうか。