イタリア各地から30校以上の学校が集まって開催された「留学フェア」を中心に、この秋の留学に関しての様々なイベントが盛況のうちに幕を下ろしました。
11/6 ジェノヴァの語学学校”A Door To Italy” フェデリカ(Federica)校長による「ジェノヴァ、その歴史」ではジェノヴァという町が担ってきた歴史的役割とその繁栄の歴史を、人間の”五感”という観点から語っていただきました。
また、有名な水族館など観光として訪れていただく際のお
勧めポイントにもれていただきました。フェデリカ校長は普段学校でも課外活動の文化講座を担当されているそうで、聞き取りやすいイタリア語で判りやすく説明してくださいました。
最後に「ジェノヴァと言えばペーストジェノヴェーゼ」ということで、そのペーストと、リグーリア州の伝統菓子「カネストレッリ」の試食もいただきました。
11/7 ローマの語学学校”DILIT”ジョルジョ(Giorgio)校長による「イタリア学校体験レッスン」では、実際に学校で行っているレッスンの模擬授業を行いました。
「辞書をひいたりメモを取ったりはあとあと！まずは聞いてから！」という授業では、見て、想像して、それを口に出して、という単に文法や言葉を知るだけではなく、それを「使いこなす」という授業内容でした。ジョルジョ校長自身、大汗をかきながら大きなアクションで動き回る、全員参加型の楽しい生き生きした授業でした。
11/8・9 「留学フェア」
２日間で約２千人の方に足をお運びいただきました。イタリアから大学、私立語学学校、専門学校、関連サービス業者約40校(社)が集結。各ブースとも行列が出来るほどの人気で、イタリアやイタリア留学に関心のある方が大勢いらっしゃる事がその熱気からも伝わってきました。
日伊協会も主催者として、留学相談ブースを設けるだけでなく、「ゼロからの語学留学」というテーマで留学課担当が日頃の豊富な経験を基に、両日プレゼンを実施、大勢の方に参加いただきました。まずは「留学ってどんな感じ？」という事を中心に、一日の生活や宿泊先の様子などをお伝えしました。
11/13 トーディの語学学校”La Lingua La Vita”ステファニア(Stefania)校長による「ウンブリア食めぐり」では、イタリアの真ん中に位置するウンブリア州の食を中心にイタリアの食文化についてお話いただきました。「食」を通してイタリア人の生活や考え方を垣間見る事が出来ました。試食として、オリーブオイルをかけたブルスケッタ、オリーブのパテ、ウンブリア伝統のサラミなどを美味しくいただきました。参加者の中にはすでに留学した方も多く参加され、それぞれ滞在の素晴らしさを楽しく語っていただく場面もありました。
日伊協会では通年を通して、イタリア各地の留学をご案内しております。相談は無料です。留学は十人十色です。ご自身がイタリアに出会ったきっかけ、イタリアに行って、やって見たい事、学びたい事など、まずはお気軽にお話にいらしてください。お待ちしております。