イタリア20州食べ歩き 「サルデーニャ州」

去る9月19日、恒例の「イタリア20州食べ歩き」が開催されました。
最近は年に2回のペースで開催しています。
今回は地中海に浮かぶ「サルデーニャ州」。島の中央部に古くからの独自の文化を残すとともに、外部からやってきたさまざまな民族の文化が幾重にも折り重なっている魅力ある島です。

お世話になったお店は、中央区築地一丁目の「サポセントゥ・ディ・アキ」。新富町駅から徒歩1分、中央区役所の裏手にあるお店です。

オーナーシェフの木村彰博さんは、カリアリにあったミシュランの一つ星レストラン「サポセントゥ」での3年間を含めて計5年間修業。生まれ育った築地に戻って店を開きました。詳しくは、会報「クロナカ」131号(2011年秋号)をご覧ください。

上の写真はオードブル。サルデーニャ北部でとれる州唯一のDOCG白ワイン「ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ」がぴったり。

ラヴィオリのあとには、サルデーニャならではのメイン料理「パナーダ」。
現地では、仔羊、うなぎ、野菜などをパイ生地で包んでオーブンで焼く料理です。

「サポセントゥ・ディ・アキ」では、桜のチップでいぶした豚肉とじゃがいもなどを、セモリナ粉とラードを使った生地に包んでいるとのこと。
日本では、サルデーニャ料理というと、海産物の印象が強いようですが、内陸ではもちろんおいしい肉が食べられています。
デザートのティラミスも絶品でした。

当日は、いつものメンバーに加えて、初参加の方をまじえて20数名。
美味しいものを食べると、自然と顔もほころんで、口も軽くなるもの。
楽しいひとときを過ごすことができました。