日伊協会会報『クロナカ』2012年冬号(通巻132号)ができあがりました。
まもなく、会員のみなさまにお届けします。
イタリアでコーヒーといえば、当然エスプレッソ。
冒頭記事では、その誕生までの興味深い歴史について、暮間豊氏に紹介していただきました。
また、一口にエスプレッソといっても、実はさまざまなバリエーションがあります。
そんなエスプレッソのディープな世界と、イタリアのバールの様子について、イタリア現地から持丸史恵氏にレポートしてもらいました。
さらに、「モスカテッロ・リポート」がマイナーチェンジをして、今号からは「イタリアの素顔」と題して、政治の話のみならず、社会、経済、文化、エンタメなど、幅広い視点で解説してもらいます。
今回のテーマは、経済危機のなかで迎えた「節度ある」クリスマスの様子です。
日伊協会の会員以外で購入を希望される方には、1部300円でお頒けしています。
日伊協会のサイトの「出版物のご案内」ページから購入申込みができます。
また、事務局に電話でお申し込みくださっても結構です。その際は、「クロナカ2012年冬号(132号)希望」とお伝えください。
tel. 03-3402-1632 (日伊協会事務局)
<目次> (表紙を含めて全24ページ、数字はページ番号です)
特集:香り高きエスプレッソの世界
3 エスプレッソ歴史物語
—-美味しいコーヒーを追い求めた先人達の英知 暮間豊
7 エスプレッソ豆知識 暮間豊
8 「カフェ一杯」にとことんこだわる人びと
—-イタリアにおける正しいカフェの飲み方 持丸史恵
10 イタリア文化喫茶室
伝統を誇るカフェの聖地 ヴェネツィア・カフェ事情 持丸史恵
12 イタリア・ルネサンス絵画史入門<37> 松浦弘明
フィレンツェにおける反クラシック的な動向(2)
―ポントルモの《十字架降下》―
14 モスカテッロ・リポート 素顔のイタリア<1> アントニオ・モスカテッロ
イタリアのクリスマスは「節度」の星のもとで
16 小さな村の大きな人生<3> 田口和博
血のつながりが必ずしも家族だとは言えないということ
18 イタリア語講座に行こう!
4月からはじまるユニークな講座のご案内
20 イタリアのニュースから
22 恵贈図書
22 イタリアで見つけたあんなもの、こんなもの 長谷川嘉美
高山の蜂蜜はコクがある?「魔女印の蜂蜜」
23 日伊協会からのお知らせ
表紙 二村高史 ナルド(プーリア州)にて