西洋音楽史において、イタリアは常に重要な役割を果たし、その発展に大きく貢献してきました。イタリアと音楽は決して切り離すことのできない密接な関係にあります。
この連続セミナーでは、ローマ出身、国立音楽院卒の演奏家でもあるミケランジェロ・ピエトロニーロ氏を講師にお招きし、音楽の起源から、古代民族、ギリシャとローマ、モノディー、ポリフォニーなど、オペラの誕生、交響曲と協奏曲、さらには映画の中の音楽まで、イタリアと音楽の長きにわたる歴史を数回のシリーズで語っていただきます。
シリーズ第4回目となる今回は、『1500年代のマドリガーレ、楽器のためだけの作曲の始まり、フィレンツェで生まれ、オペラの誕生の発端になった運動カメラータ・デイ・バルディ、バロック時代、音楽の国イタリアと言われるようになった時代の始まり』までの歴史をわかりやすく解説する予定です。
豊富な映像を用いて、実際に音楽を聴きながら、ご一緒にイタリアと音楽の歴史を楽しんでみませんか。解説は日本語で行いますので、どなたでもご参加可能です。