コロナ禍のイタリアで若者たちが綴った日々の記録『デカメロン2020』を書籍化するためのクラウドファンディングがスタートしております。
このプロジェクトについて
コロナ禍のイタリアで人々の気持ちや生活はどう変わっていったのか。イタリアの若者たちの日々の記録『デカメロン2020』を本にします。文章で、暮らしの音で、絵や写真で。世の中の光景と人の声をきちんとまとめ未来へ伝えるものです。
『デカメロン2020』について
2020年3月10日から4月28日にわたり、 方丈社のHPで『デカメロン2020』は連日更新された速報です。中世のイタリアで猛威を奮ったペスト禍に書かれたジョヴァンニ・ボッカッチョの古典『デカメロン』の現代版として、大きな反響がありました。
ヨーロッパで最初に新型コロナウイルスが蔓延し、非常事態宣言の発動されたイタリア。各地に住む17歳から29歳の若者24人が、耳を澄ませ、見て、感じて、触れた日々を書き留めました。ささやかだけれど真摯に、そして淡々と綴られたかけがえのない記録です。
『デカメロン』とは?
ジョヴァンニ・ボッカッチョによる物語集。1348年に大流行したペストから逃れるためフィレンツェ郊外に引きこもった男3人、女7人の10人が10日間にわたり毎日10話ずつ語る、という前提の物語。
期せずして経験することになった2カ月近いロックダウンにより、人々の気持ちや生活はどう変わっていったのでしょうか。文章で、暮らしの音で、絵や写真で。世の中の光景と人の声をきちんと残し、未来へ伝えたいと思います。
『デカメロン2020』の企画・取材・翻訳は、内田洋子さん。日本とイタリアの交流に貢献してきたことで、2019年「ウンベルト・アニエッリ記念ジャーナリスト賞」を受賞し、2020年7月にイタリア版の本屋大賞である「露天商賞」の授賞式において「金の籠賞」を受賞。
『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』の版元である方丈社からの刊行を目指しています。
『デカメロン2020』
発行予定日:2020年12月
仕様:B5変判、コデックス装、256ページ
部数:3000部
著者:イタリアの若者たち
(ジュリ・G・ピズ、アントニオッティ・A、ボナディマーニ・A、ボルゴノーヴォ・D、コンケット・A、クレアンツァ・S、ダモンティ・C、ディ・ナポリ・J、ロ・S・M、ランツァ・C、ミオット・A、モリナーリ・S、パリアルーロ・C、パリアルーロ・サーラ、パリアルーロ・シルヴィア、ピントゥス・G、ライネーリ・M、ロッシ・カイロ・M、サンティ・E、スカッチーニ・O、セッティ・A、スルブリエヴィチ・V、トロンビン・A、ヴォアリーノ・M)
取材・企画・翻訳:内田洋子
編集:小村琢磨(方丈社)
アートディレクション:中川真吾
発行:方丈社
定価:2500円+税
販売方法:書店、ショップ、通販での販売
募集する資金は『デカメロン2020』の制作費の一部に当てます。装幀や紙、印刷、製本にこだわった美しい本に仕上げます。そして本書のイタリア語版も作り、イタリアの若者達に届ける費用に使います。
●プロジェクトの予算と使い道
印刷費 200万(60万円)
デカメロン2020制作費 50万
イタリア語版制作費 30万
リターン送料 16万円
シークレットエッセイ制作費 5万
その他リターン制作費 10万
手数料 10%(目標達成の場合は19万円)
合計190万
『デカメロン2020』の全印刷費は200万円を超えますが、自己資金と、本書の売上金でまかないます。制作費の一部に当てることで、装幀や紙、印刷、製本にこだわった美しい本に仕上げます。そして本書のイタリア語版も作り、イタリアの若者達に届ける費用に使います。
その他手数料・消費税、リターンの製作費・送料あわせて190万円を予定しています。
詳細は以下のサイトにアクセス願います。