イタリア北東部、スロベニアとの国境に位置する町トリエステ。 文化人が愛した歴史的カフェが並び、夜になると運河沿いの街路灯の暖かい光と面に映る景色がロマンチックな人気の町です。 そして、この風光明媚な町は、精神病院廃止へ向けてイタリア全土を牽引した町としても有名です。
赤いペンキで、それはしっかりと書かれています。 一人の精神科医がトリエステ精神病院の院長として就任する事から始まった「バザーリア改革」という快進撃を単刀直入に表現している言葉なのです。 トリエステから始まった奇想天外で、愛の溢れた彼の改革は世界保健機関WHOから「地域精神保健ケアの世界の模範」」として推奨されています。 日本の精神保健に足りない何かが見つかるかも知れません。 トリエステにある語学学校Piccola Universita’ Italiana校によるセミナーです。 セミナーでは、現在福祉の仕事で活躍され、トリエステの学校でイタリア語を学びつつ実際にバザーリアの改革の足跡を追う滞在を実現された市橋功子さんに、滞在のお話しも伺う予定です。 クリスマス前ということで、トリエステの伝統菓子“Fave Triestine”もご試食いただきます。 『精神病院のない社会をめざしてーバザーリア伝ー』 | |
<講師プロフィール> 今井 陽子 (Piccola Universita’ Italiana校) |
申込名 | 開催日 | 時間 | 会場 | 参加費 | 備考 |
E1129 | 11/29(金) | 18:30~20:00 | 青山石川 記念ルーム 201 | 無料 要事前 予約 | 終了 |