第68回談話会『日本バチカン国交樹立75周年
バチカン勧進能とヴィチェンツァ テアトロオリンピコ公演』のご案内

  

2017年6月23日、24日にバチカン行政区カンチェレリア宮殿にて、日本バチカンの国交樹立75周年を記念してバチカン勧進能が公演されました。カンチェレリア宮殿内には特設舞台が作られ、多くの関係者の前で奉じられました。

その能楽公演の様子を公演写真とともにご紹介します。能楽とキリスト文化との関係、そして今回の能楽公演の意義を解説致します 。

また、6月19日に開催されたヴィチェンツァ テアトロオリンピコにての公演もあわせてお楽しみ頂けます。荘厳なローマ文化と、日本文化の伝統の美の絶妙な融合をお楽しみください。

申込名開催日時間会場参加費*備考
D09029/2(土)(会食)
12:45~13:45
(お話)
13:45~15:00
*12:30までに
集合下さい
三笠会館本店
5階宴会場
会員4,000円終了
受講生4,500円
一般4,800円

ヴィチェンツァのテアトロオリンピコで「翁」を舞う(撮影:高砂惇二)


宝生 和英(ほうしょう かずふさ 能楽師)

1986年東京生まれ。父、第19世宗家宝生英照に師事。宝生流能楽師佐野萌、今井泰男、三川泉の薫陶を受ける。1991年能「西王母」子方にて初舞台。2008年に宝生流第20代宗家を継承。これまでに「鷺」「乱」「石橋」「道成寺」「安宅」「翁」一子相伝曲「弱法師雙調ノ舞」を披く。伝統的な公演に重きを置く一方、異流競演や復曲なども行う。また、公演活動のほか、マネジメント業務も行う。海外ではイタリア、香港を中心に文化交流事業を手がける。

これまでに2015年ミラノ万博に参加、2016年にはミラノトリエンナーレ万博、ジャパンオルフェオ、ミラノスカラ座シンポジウムなど日伊国交樹立150周年事業に多数参加。同年には文化庁より東アジア文化交流使に任命され、香港に赴任する。2017年には日本バチカン国交樹立75周年バチカン勧進能を制作、出演。同年スカイツリー5周年イベント「能×VJ」にて演出、出演。