<お返し>
カレンダーをとても喜んでくださり、そのお礼を頂くなんて思ってもいませんでした。しかも手作りです。ささやかな、でも心温まるお礼にとても嬉しくなり、こういう交流を大事にしたいと思いました。いつも、私の練習音を聞かされている彼女は、「私の音を楽しんで聞いている」とにっこりと言ってくれました。
日伊国交150周年の今年4月、明治神宮がミラノで雅楽と武道の公演をするという話を聞いたので、日本文化に興味を持っている彼女に、このお知らせを書いて渡しました。日本人の私でさえ雅楽は間近で見たことはなく、イタリア人にとって貴重で素晴らしい公演になるだろうと思います。世界最古と言われる日本の雅楽の神聖で優雅な音色と武道の精神を、ここイタリアで披露出来ることは、昨年のEXPOで日本ブームが浸透し始めた折、益々日本への関心を高め、感動を与えるでしょう。
<ミラノマラソン大会 Stramilano>
当日は朝早くから超満員の人々がDuomo前に集合し、それは凄い光景でした。大砲の轟きを合図にスタート。5キロと10キロコースは家族連れ、カップル、犬連れ、ベビーカーを押しながらのお母さんとか、お祭り気分の光景です。無事5人全員完走できました。しかし人数が多く、皆歩いているため、追い抜かすのも大変だったそうです。
その夜は皆で予約したレストランに集合し、夕食を取りました。今回のツアー主宰者の友人である、ミラノ、トリノ在住の女性陣も来てくださり、そのうちの一人はたまたま私の家のすぐ近くということで、今後また別の輪が出来そうです。
<新メンバーにて活動開始>
ブレーシャのアンサンブル「Armonie in Pizzico(アルモニエ・イン・ピッツィコ)」は、昨年から音楽院卒の医学生、若手のチェリストとメンバーの入れ替えがあり、今年も新たに音楽院卒の若手ギタリストがメンバーとして加わり、新しい年をスタートしました。やはり若手のメンバーが入ると雰囲気も変わり、切れの良い音楽(?)となり、音楽監督の西山みきさんも選曲とアレンジ、指導に彼らの気持ちを引き出す工夫が随所に見られ、全体に良い雰囲気となりました。
新メンバー結成にあたり記念撮影。皆の笑顔がそれを表しているようです。また、彼らも自分の楽器を演奏して表現できる機会を得て、満足してくれてます。5月と6月のコンサートを控え、全員新しい曲に挑戦し、躍動感あるジャズ系、マンドリンオリジナル現代曲、クラッシックのギター・チェロのソロ曲なとを、良い仕上がりに持っていきつつある今日この頃です。