昨年、ローマにある語学学校トッレ ディ バベレ校へ留学された、日伊協会受講生の真船千秋さんよりその体験のお話しを楽しく伺いました。真船さんがローマ留学を決意されたのは、一年前に日伊協会で開催したローマセミナーに参加されたこと。
お話では、およそ2ヶ月の留学経験について、
1.なぜ留学を決行したのか
2.なぜホームスティだったのか
3.なぜローマだったのか
というテーマに沿ってお話しをしていただきました。
何より真船さんに留学を決意させたのは、「4年間日本でイタリア語を学んでいても、聞き取れない、話せない、話す場がないという壁にぶつかり、それを打破すべく、話さざるを得ない環境に身をおけば話せるようになるかも知れない。。。」という思いからだったそうです。
宿泊をホームスティにしたのも、アパートで一人で気楽に住むのも魅力的ではあるけれど、とにかく「イタリア語を話す」ということに重点を置いての決断だったとか。ホストファミリーとは毎晩食事を共にし、ファミリーのご友人達とのディナーや親族が集まる復活祭の食事会などにも参加。真船さんご自身も、家族と溶け込むために、一生懸命コミュニケーションを取ったり、(本物の)日本食にご招待したり積極的に行動されたそうです。
留学先をローマに決めたポイントは、レッスン終了後の余暇の利用を考えて。たくさんの写真を見せていただきながら、学校やステイ先、課外活動の様子や生活のアドバイスなどをわかりやすく説明していただき、参加された方たちは終始深く頷きながら熱心に聴いていらっしゃいました。
まとめとして、真船さんによる留学を成功させるポイントは、
1.積極的に発言する
2.積極的に友達を作る
3.ホストファミリーとの生活を大切にする
ということだそうです。帰国後はローマで知り合ったイタリア人の方とFacebookで交流を続けていらっしゃるそうです。
セミナーの後半は、真船さんが今回留学を経験された学校「トッレ・ディ・バベレ」のスタッフ澤田恵子さんによる学校案内と質疑応答があり、参加者の方からの質問に対して他の方からもコメントが添えられたり、予定時間を大幅に押してしまいましたが和やかなセミナーとなりました。
トッレ・ディ・バベレはローマでも定評のある語学学校です。シニアコース、料理コースもあり、一週間からの滞在も可能ですので、ご興味ある方はお気軽に日伊協会までご相談ください。