司会は、以前、NHKテレビ講座講師を務め、生徒役の土屋アンナさんとの軽妙なやりとりで人気を博した押場靖志先生です。押場先生のナビゲーションで、おふたりが出演しているテレビ講座のスキット「Amici del bar」の話題から、外国語学習の楽しさや、なぜ異文化に興味をもったか等々、おふたりの学生時代の写真などもスライドで紹介しながら、時にジュークも交えつつ終始和やかなムードの中でお話しいただきました。
いまや、イタリア本国で『たけくらべ』のイタリア語翻訳本を出版するまでの日本語の達人となったアンドレアさんと、ネイティブと見紛おうばかりのイタリア語を駆使し、イタリア文学の研究に邁進している粒良さん、おふたりとも、最初はもちろんまったくの初心者でした。そんなおふたりに共通するのは、異文化や人への好奇心。言葉を知ることによって、相手の国や人への理解も深まり、つながりも広がっていったそうです。また、一緒に学習する“仲間”も、語学を学ぶ上での大切な要素だと語っていた粒良さん。1人では気づかないところも仲間が気づかせてくれたり、途中でめげそうになっても励ましてくれたり・・・語学学習を長続きさせるための秘訣の1つかもしれませんね。
みなさんも、“イタリア語”を通して、かたちはないけれど、心を豊かにしてくれるモノを探す旅にでかけませんか?
日伊協会のイタリア語講座の詳細は、こちらからどうぞ。