アドリア海の沿岸ではヴェネツィアがよく知られていますが、ほかの興味深い都市はあまり紹介されていません。そこで今回の特別セミナーは、東京外国語大学博士課程で比較文学を研究されているアンドレア・フィオレッティ先生をお招きし、生まれ故郷アンコーナのあるマルケ州についてお話しいただきます。 この地域の歴史、ウルビーノやファブリャーノなどの中世都市の成り立ち、独特の料理などにも触れながら、知られざるマルケ州の魅力をご紹介いただきます。それにしても、マルケという名前はなぜ複数形なのでしょうか。まずは、そこから始めましょう。 本講演はイタリア語で行われますが、当日は日伊協会の通訳養成クラスの受講生のみなさんによる同時通訳が入ります。 ・イタリアとの文化交流に関心のある方 セミナー終了後には、簡単な《懇親会》を予定しております。ふるってのご参加をお待ちしております。 | Fatta eccezione per Venezia e pochi altri casi, tutt’oggi molte delle località e regioni italiane situate lungo il versante Adriatico rimangono poco note ai grandi flussi turistici. Fra queste vi sono certamente le Marche. Partendo dalla sua storia, parlerò ad esempio delle città di Urbino e di Fabriano. Non dimenticando l’aspetto culinario regionale, offrirò un panorama di questa parte d’Italia. Una curiosità toponomastica: perché il nome di questa regione è al plurale?
<講師プロフィール> ■アンドレア・フィオレッティ Andrea Fioretti 日伊協会イタリア語講師。マルケ州アンコーナ出身。ローマ大学東洋学部卒。現在、東京外国語大学大学院博士課程で、比較文学を専攻。NHKラジオ、テレビ講座出演中。 |
申込名 | 開催日 | 時間 | 会場 | 参加費 | 備考 | |
S-T5 | 9/13(土) | 16:30-18:00 | 青山 石川記念 ルーム 201 | 一般 | 1,500 | 終了 |
日伊協会会員 受講生 大学生以下 | 1,000 |