クロナカ181号発行

暑い日が続きますね。
そんななか、会報クロナカ181号(2025年夏号)が出来上がりました。
まもなく会員、提携店、関連団体のみなさまに届くかと思います。

クロナカ181号表紙今号の特集は「イタリアのプロダクトデザイン」です。
戦後、特徴的なデザイン文化を生んだイタリアにおいて、アレッシ(Alessi)、カッシーナ(Cassina)、アルテミデ(Artemide)、オリヴェッティ(Olivetti)といった代表的企業の歩みに焦点を当て、「機能美と芸術性のあいだ」で揺れ動いてきたイタリアデザインの本質を、三澤浩司さんに解説していただきました。

大阪・関西万博のイタリア館において、日伊協会が協力したイベントの報告もご覧ください。
いつものように、マニアックでためになる記事もたっぷりです。

『クロナカ』は、日伊協会の会員以外の方にも実費でお頒けしております。当サイトのトップページのメニューから[出版物]→[『Cronaca』]の順に選択して、「会報『Cronaca』一覧」からお求めの号をクリックしてお申込みください。

また、事務局に直接お申し込みいただいても結構です。
その際は、「クロナカ2025年夏号(181号)希望」とお伝えください。

 

【目次】 (表紙を含めて全24ページ、行頭の数字はページ番号です)
特集:イタリアのプロダクトデザイン
3 機能美と芸術性のあいだで──戦後イタリアのプロダクトデザインの変遷 三澤浩司
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2 なぜどうしてイタリア<8> 暑い夏のお楽しみ 持丸史恵
8 日伊協会 提携店のご案内
10 イタリアの聖堂装飾<28> アッシジのサン・フランチェスコ聖堂(6) 松浦弘明
12 モスカテッロ・リポート 素顔のイタリア <48>
 イタリアとパレスチナ──水面下で続いてきた二面的な関係 アントニオ・モスカテッロ、廣石正和(訳)
14 イタリアに旅して写真を考える <4> オーバーツーリズムのイタリアで何が撮れるのか 加納 満
16 陣内がゆく<36> パルマ テリトーリオから読む食の博物館 陣内秀信
17 イタリア・食の万華鏡<27> 皿の向こうに何かが見える──500年前の料理 長本和子
18 Yoshio AntonioのイタリアPOPS小事典<43> 毎年夏に話題の「トルメントーネ」とは? 磐佐良雄
18 ダリタリア・リブリの いま読みたい! この一冊<2> 『オリーヴァ・デナーロ』 森 敦子
19 BAR SPORT<45> イタリアの野球。ローマで新クラブが誕生(2) 佐藤徳和
20 イタリアのニュースから
22 「日本とイタリアの架け橋」──大阪・関西万博2025 イタリア館のご案内 内田 俊正
23 2025年度公益法人日伊協会役員一覧
表紙写真 プーリア州ポリニャーノ・ア・マーレ 二村高史